一任でよいか 2017 3 20
日本の政治家が大局を理解できないのは、
いつもことですが、本当に大事な時に、
つまらないことに夢中になっている場合ではありません。
私から見れば、今、国会で問題になっている、
いわゆる「森友学園」の問題も、
都議会で問題になっている「築地市場の移転」も、
どうでもいいことで、些細な事です。
これでは、国会も都議会も、軽微なことを審議する専門機関であり、
日本をめぐる重大なことは、首相官邸に一任でよいと理解されるでしょう。
今、日本をめぐる重大な問題は、
まず、朝鮮半島でしょう。
そして、朝鮮半島有事です。
この有事に、日本は、どう対処するかを決めておく必要があるのです。
次に、忘れていけないのは、
朝鮮半島が有事になれば、同時に台湾も有事になります。
朝鮮半島有事が、台湾有事の起爆剤になるのです。
この二つの有事に同時に対処するには、
いや、こうした有事が起こらないようにするために、
アメリカと中国に、事前に、約束事を取り決めておく必要があります。
アメリカも中国も、北朝鮮に対しては、我慢の限界に到達しました。
にもかかわらず、北朝鮮は、アメリカと中国の「我慢の限界」の極限を知りたいという態度です。
朝鮮半島の統一 2017 3 11
私は、10年以上前から何度も書いていますが、
北朝鮮から見ると、韓国は、どう見えるか。
韓国の後ろに日本がついていると盤石の体制に見えるのです。
だからこそ、北朝鮮は、日本と韓国の分断を図ろうとするのです。
にもかかわらず、韓国の歴代政権は、
こうした北朝鮮の罠に陥ってしまったのです。
今日の新聞ニュースでは、
韓国の朴大統領が罷免されたという記事がありますが、
今後できる政権は、反日、さらに反米、そして北朝鮮寄りとなるでしょう。
つまり、北朝鮮による「工作」は成功して、
北朝鮮によって、実質的な「朝鮮半島の統一」は成し遂げられたと言えるかもしれません。
核兵器を使わず、朝鮮半島は統一され、
核兵器保有国の統一国家になりつつあるかもしれません。
これが朝鮮半島の未来ならば、日本は、どう対応するか。
日本にとっては、朝鮮半島が分断されていた方が、
脅威は少ないでしょう。
さて、韓国が「韓国の悲劇」から抜け出すには、
反日をやめることです。